今回の福岡コラボ中国語通訳の派遣実績は「中国の強制製品認証(CCC認証)の工場検査」です。
最近はニュースでも報じられているように、日本の製造業では海外にある工場を日本に戻す「国内回帰」が増えてきています。
国内回帰の理由としては、戦争や伝染病による生産体制の不安定化、米中貿易摩擦、円安による国内製造コストの低下などが挙げられます。
中国にある中国市場向け工場も例外ではなく、日本の工場で製造して、中国に輸出する方法に切り替える会社も増えています。
その場合、日本の工場で生産する製品も、中国の強制製品認証であるCCC認証(China Compulsory Certification)を取得する必要があります。
このCCC認証を取得して、CCCマークを製品に表⽰しないと、海外からの輸入や中国国内での流通を行うことはできません。
今回ご依頼いただいた住宅設備メーカー様では、福岡工場でのCCC認証取得の工場検査の中国語通訳をご依頼いただきました。
工場検査では、認証部門が製品の一致性検査(製品構造、規格型式番号、重要材料または部品などの照合検査)と工場の品質保証能力検査の検査を行います。
お客様は中国の工場でもCCC認証取得しているため、検査方法や手順も詳しいため、認証部門への説明と通訳も順調に行うことができました。
今回ご依頼いただいた住宅設備メーカー様は、別の地域にも工場があるため、次回はそちらの工場にも中国語通訳を派遣する予定です。
最近は日系企業の「国内回帰」が増えているため、今後もこのようなCCC認証関係の通訳が増えてくるかと思われます。
住宅設備機器以外の業種でも対応可能ですので、九州エリアで中国語通訳をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。