今回の福岡コラボ中国語通訳の派遣実績は「TSMC熊本工場関連の不動産会社向け中国語通訳」です。
半導体ファウンドリー(受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の子会社が熊本県に建設した第1工場は、2024年2月24日に開所式が行われ、第4四半期に量産開始を予定しています。
また2024年2月6日には、同じく熊本県菊陽町に第2工場を建設すると発表しました。第2工場は、今年末に建設を開始して、2027年末から操業開始予定とのことです。
このTSMCの熊本進出で課題となっているのが、台湾から来る駐在員とその家族の「住まい探し」です。
熊本県によると、TSMC向けだけで約1000戸の住宅が必要と見込まれていて、関連企業も含めるとその数はさらに増えます。
工場のある菊陽町や付近の熊本市では、住宅や土地の価格が高騰して、相場の2倍以上で取り引きされてところもあるとのことです。
今回は熊本市内の不動産会社様から、TSMC関連の会社の社員寮、倉庫などの土地購入の不動産売買契約の通訳を、数件ご依頼いただきました。
このような大きな物件は、不動産通訳経験のある中国語通訳が、売買契約書と重要事項説明書の通訳を行いますが、駐在員の賃貸契約の説明は日本人の社員だけで行う場合もあります。
そのため、こちらの不動産会社様からは、賃貸契約の説明に特化した中国語研修のご依頼もいただき、毎週2回、中国語講師も派遣することになりました。
現在も引き続き、熊本市、菊陽町、合志市などの他の不動産会社様から、TSMC関連の不動産売買契約、賃貸契約の際の中国語通訳のご依頼を多数いただいております。
不動産以外の業種でも対応可能ですので、熊本など九州エリアで中国語通訳をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。